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長ねぎとホタテのサラダ
長ねぎの独特の香りは、硫化アリルという成分に由来しています。この硫化アリルは、ビタミンB1の吸収をよくするため、体内でエネルギー代謝を活発にし、その結果、体を温めたり、筋肉のこりをほぐすと考えられます。 また、セレンという微量物質が含まれていますが、これには抗酸化作用がありますので、老化防止やお肌の美容、シミ対策などにも効果が期待できます。さらに、胃弱の人もねぎを食べることで、食欲が増進し、胃腸の働きが活発になります。 そこで、今月は寒さと共に甘みの増してくる長ねぎを使った「長ねぎと帆立のサラダ」をご紹介いたします。
| 長ねぎと帆立のサラダ | じっくり煮込んだ長ねぎと帆立貝の両方の甘みを生かした一品です。
●栄養価● エネルギー 126kcal
●作り方●
●ポイント● 長ねぎはじっくり40分以上は煮込んでください。メープルシロップはねぎと帆立の甘さを引き立てるための隠し味程度に使ってください。ピンクペッパーが味を引き締めるので、ちょっと多めぐらいに使ってみてください。 ●コメント● 今回は手に入りやすい長ねぎを使いましたが、もちろんリーキ(別名ポワロー・西洋ねぎ)を使っていただいてもよりおいしくできます。その場合、煮込みの時間は20分程度にしてください。また、あわせるワインが辛口の場合、メープルシロップはお使いいただかなくてもおいしくいただけます。
アルザスのスーパーワイン トカイ・ピノ・グリ
まだまだなじみの薄いフランス・アルザスワインですが、これがなかなか侮れないんです。なんといっても、地域ぐるみでのワイン生産に対する取り組みが良い! “完熟で,リッチで、バランスのとれたブドウ”を造るために自ら厳しい栽培条件を課し、精進の日々。 今月ご紹介するのはトカイ・ピノ・グリ種。深みのある色、はちみつのような複雑な香り,辛口ながら甘味(今月の料理のホタテ,煮込みねぎの甘味とよく合うんだな)を感じる充実感たっぷりの白ワインです。 食前酒としてはもちろんのこと、怒涛の赤ワイン攻撃の後でさえおいしくいただけてしまうというスーパーワイン。価格以上の満足感ありです。 |
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作成:管理栄養士 宮川純子 |
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