長ねぎとホタテのサラダ

日毎に冷気が増してまいりました。この時期から冷え対策が深刻になる女性も多いのではないでしょうか?そんな冷え性に悩む方々におすすめの食材が「長ねぎ」です。

 長ねぎの独特の香りは、硫化アリルという成分に由来しています。この硫化アリルは、ビタミンB1の吸収をよくするため、体内でエネルギー代謝を活発にし、その結果、体を温めたり、筋肉のこりをほぐすと考えられます。

また、セレンという微量物質が含まれていますが、これには抗酸化作用がありますので、老化防止やお肌の美容、シミ対策などにも効果が期待できます。さらに、胃弱の人もねぎを食べることで、食欲が増進し、胃腸の働きが活発になります。

そこで、今月は寒さと共に甘みの増してくる長ねぎを使った「長ねぎと帆立のサラダ」をご紹介いたします。

 

| 長ねぎと帆立のサラダ |

じっくり煮込んだ長ねぎと帆立貝の両方の甘みを生かした一品です。

 

●栄養価●

エネルギー 126kcal

●材料・分量(4人分)●

長ねぎ

白い部分を約10cm幅に切ったもの12本

帆立貝柱

中サイズのもの8個(160g)

水菜

2株(50g)

紫玉ねぎ

1/2個

きゅうり

1本

ピンクペッパー

適宜

(ねぎを煮るスープ)

400cc(2カップ)

白ワイン

50cc(1/4カップ)

チキンコンソメ

1ヶ

(ドレッシング)

マヨネーズ

大さじ2

ねぎを煮た汁

大さじ3

レモン汁

小さじ1

メープルシロップ

小さじ1/4(隠し味程度)

 

●作り方●

  1. 煮汁の材料をなべに入れ、ひと煮立ちしたら長ねぎを入れる。再沸騰したら火を弱火にし、じっくり40分ほど煮る。煮上がったら、火からおろし、そのまま冷ましておく。
  2. 水菜は5cm幅に切り、紫たまねぎは薄くスライスする。きゅうりは斜め千切りにする。これらを混ぜ合わせておく。
  3. 帆立貝柱は食べやすい大きさにスライスする。
  4. ドレッシングの材料をマヨネーズ、レモン汁、煮汁、メープルシロップの順に混ぜ合わせる。このとき一度に入れると分離するので、少しずつ混ぜながら加える。
  5. 皿にねぎを3本ならべ、帆立貝をのせ、ドレッシングを回しかける。さらに混ぜ合わせた野菜を上からのせ、好みでピンクペッパーをふる。

●ポイント●

長ねぎはじっくり40分以上は煮込んでください。メープルシロップはねぎと帆立の甘さを引き立てるための隠し味程度に使ってください。ピンクペッパーが味を引き締めるので、ちょっと多めぐらいに使ってみてください。

●コメント●

今回は手に入りやすい長ねぎを使いましたが、もちろんリーキ(別名ポワロー・西洋ねぎ)を使っていただいてもよりおいしくできます。その場合、煮込みの時間は20分程度にしてください。また、あわせるワインが辛口の場合、メープルシロップはお使いいただかなくてもおいしくいただけます。

今月のお料理におすすめのワイン

アルザスのスーパーワイン トカイ・ピノ・グリ
(Tokay-Pinot Gris )2001

 

まだまだなじみの薄いフランス・アルザスワインですが、これがなかなか侮れないんです。なんといっても、地域ぐるみでのワイン生産に対する取り組みが良い! “完熟で,リッチで、バランスのとれたブドウ”を造るために自ら厳しい栽培条件を課し、精進の日々。

今月ご紹介するのはトカイ・ピノ・グリ種。深みのある色、はちみつのような複雑な香り,辛口ながら甘味(今月の料理のホタテ,煮込みねぎの甘味とよく合うんだな)を感じる充実感たっぷりの白ワインです。

食前酒としてはもちろんのこと、怒涛の赤ワイン攻撃の後でさえおいしくいただけてしまうというスーパーワイン。価格以上の満足感ありです。

作成:管理栄養士 宮川純子
シニア・ワインアドバイザー 高橋珠子

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