ブルーチーズと胡桃のリゾット 姫りんごのコンポート添え

朝晩が冷えこむようになってまいりました。
こんな季節には、ちょっとコクのある味付けのお料理が喜ばれますね!

「りんごが赤くなると、医者は青くなる」、「一日一個のりんごは医者要らず」という、ヨーロッパのことわざがあります。子供のころ、風邪をひいて寝ていると、すりおろしたりんごが運ばれてきた、というご家庭も多いのではないでしょうか?りんごには健康に有効な成分が多く含まれています。

りんごにはペクチンという食物繊維が多く含まれています。この、ペクチンには、腸内で悪玉菌を抑え、善玉菌を増やす整腸作用があります。おなかをこわしたときにはすりおろしたりんごを食べると良いとされていますが、これはアップルペクチンの作用によるところです。逆に便秘の改善効果もあります。ゆえに、腸内環境を整え、大腸がんの発生を抑える働きがあることもわかってきました。

また、りんご酸は炎症を癒し、熱を下げる働きを持ち、体内の代謝を円滑にするので、風邪の諸症状に効果的です。
さらに、りんごポリフェノールには、アレルギー症状を抑制する効果や抗がん作用があることが確認されています。
いいこと尽くめのりんごを、ピリッとコクのあるブルーチーズのリゾットにあわせて、果実味豊かな白ワインとご一緒にどうぞ!

| ブルーチーズと胡桃のリゾット 姫りんごのコンポート添え |

ブルーチーズのコクと辛味、さらにりんごのさわやかな甘さが今月のワインにぴったりです。

●栄養価●

(1人分)
エネルギー 468kcal

●材料・分量(4人分)●

姫りんご 

4個

砂糖

1個(4g)

シナモン

適宜

1カップ(160g)

オリーヴオイル

大さじ2(26g)

ブイヨンスープ

3〜4カップ(600g〜800g)

ブルーチーズ

100g

パルミジャーノ・レッジャーノ

すりおろし大さじ3(18g)

胡桃

50g

塩・こしょう

各少々

パルミジャーノ・レッジャーノ(飾り用)

すりおろし大さじ4(24g)

イタリアンパセリ

適宜

●作り方●

  1. 姫りんごは4等分にし、種を除いて、鍋に入れる。砂糖を上からふりかけ、水分がで るまでしばらく置いておく。
  2. 1のりんごを弱火でゆっくりと煮込む。りんごからの水分が少ない場合には水を少々 加えてから煮はじめる。煮上がったら、シナモンを加えて粗熱を取っておく。
  3. 胡桃はオーブンで軽く焼き、香ばしさを出す。
  4. 鍋にオリーヴオイルを入れ、火にかける。米を入れ、全体によく混ぜる。ブイヨンスープを1カップほど加え、沸騰が続く程度の火加減にし、リゾットを作る。スープがなくなりかけたら、少し加えることを繰り返し、アルデンテの状態になるまで煮る。
  5. ブルーチーズと胡桃は飾り用に少し残しておく。リゾットに入れる分のブルーチーズは軽くほぐしておき、胡桃はあら刻みにしておく。
  6. 4のリゾットに5のブルーチーズと胡桃、さらにパルミジャーノ・レッジャーノのすりおろしを加え、ざっくりと混ぜ合わせる。塩とこしょうで味を整える。
  7. 飾り用のパルミジャーノ・レッジャーノは、大さじ1ずつフライパンにのぜ、火にかけて表面を香ばしく焼き、パリパリのせんべい状態にする。
  8. 皿にセルクル型をのぜ、リゾットの1/4を入れる。上に等分に切った姫りんごのコンポートとFのパリパリパルミジャーノをのせる。まわりに姫りんごのコンポートとブルーチーズ、胡桃を配し、上からイタリアンパセリを散らす。

●ポイント・コメント●

ブルーチーズは今回はブルードーヴェルニュを使いましたが、その他、ロックフォールやフルムダンベールなど、いろいろなブルーチーズで可能です。味わいも変わりますので、 お好みのチーズでどうぞ!
リゾットに入れたら、混ぜすぎないのがポイントです。混ぜすぎると色が悪くなってしまいます。
また、りんごは見た目もかわいらしく、姫りんごを使いましたが、紅玉でもよく合います。
パリパリパルミジャーノは周りが色づいたらすぐに焦げますので、注意してください!

Alsace riesling grand cru Mambourg 2000 Domaine barth rene
アルザス・リースリング・グラン・クリュ・マンブール・2000

アルザスワインはとてもおいしいけどお値段も良い・・・。しかも特級畑(グラン クリュ) ともなると一万円オーバーは覚悟しなければならない所ですが、バース・ルネ氏の特級畑マンブールならばなんと半額以下の小売価格\4,400で楽しめます。安すぎるような気もしますが、安くて安全でおいしいワインは数々の雑誌で(ワイナート、ワイン スペクテーター等)高評価を受けており、自他ともに認めるハイクオリティーワインです。
ボジョレーワイン解禁のニュースが聞こえてくる頃、「ワインでも飲もうか。」と思ったら、ボジョレーも良いですが、ちょっとだけ奮発して特級畑マンブールを試してみるのもいいのではないでしょうか。特に今回ご紹介した「ブルーチーズと胡桃のリゾット 姫りんごのコンポート添え」はお試の価値ありです。ワインの少し甘めのリッチな果実味とブルチーズリゾットの塩味が群然一体となって、密やかな楽味(たのしみ)を味わう事ができますよ。

作成:管理栄養士
宮川純子

宮川 純子 Junko Miyakawa
熊本県立大学生活科学部食物栄養学科卒業。
熊本大学大学院教育学部家庭科教育学科食物学専攻修了。
埼玉県上級職員栄養士として
埼玉県精神保健センター、埼玉県草加保健所勤務。
退職後フリーの管理栄養士として病院や保健相談所の栄養指導業務に携わる。
2004年4月より、某女子大学の管理栄養士養成専攻で助手として勤務。
管理栄養士、教育学修士、中学校・高等学校家庭科教諭専修免許取得、調理師、ワインエキスパート。

シニア・ワインアドバイザー
高橋珠子

高橋 珠子 Tamako Takahashi
獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業後、家業の酒屋に従事し、ワインに目覚める。'99年に(社)日本ソムリエ協会公認ワインアドバイザー取得。’05年5月シニア・ワインアドバイザー資格取得。現在東京都大田区在住の主婦4年生。ワインスクールでのアルバイト、試飲販売等でワイン業界の底辺をうろうろ活躍中。幼少の頃からお酒に親しみ、清酒の包装紙でぬり絵をし、ビール箱群はジャングルジム替り、初めてのカクテルは7歳のときに自分で作った抹茶ミルク。将来は笑いと癒しの食事処の経営を夢見ている。

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