ボイルポークと夏野菜のミルフィーユ仕立て

夏の疲れがでていませんか?
少し涼しくなって過ごしやすくなったとはいえ、まだまだ暑い日も多く、体力を消耗しますね。
今月は疲労回復メニューをご紹介いたします。

疲労回復にはビタミンB1が効果的です。このビタミンには体内で糖を分解し、エネルギーをつくりだすときに役立ちます。ですから、体が疲れた人やお酒をよく飲む人には必要なビタミンといえます。ビタミンB1を多く含む食品としては豚肉やうなぎがあります。実はこのビタミンB1、食材そのままより、あるものと組み合わせることによりさらに効果を発揮するのです。それはアリインという含硫アミノ酸です。このアリインは、にんにくに非常に多く含まれています。ビタミンB1とアリインが結びついてアリチアミンというものになると、体内への吸収やその働きが何倍もよくなるのです。これを逃す手はありませんね。

 

 ということで、今月のメニューは豚肉とにんにくを使った「ボイルポークと夏野菜のミルフィーユ仕立て」です。

| ボイルポークと夏野菜のミルフィーユ仕立て |

 

ゆでた豚肩ロースと野菜のマリネを重ねたサラダ仕立ての一皿です。

●栄養価●

エネルギー(1人分)278kcal

●材料・分量(4人分)●

○ゆで豚○豚肩ロース塊 400,ねぎの青い部分やセロリの葉  適宜
○野菜のマリネ○パプリカ(赤・オレンジ)各1/2個ずつ,ピーマン 1個,
スナックえんどう 12個,にんじん 1/2本
《マリネ液》オリーヴオイル 大さじ2,アンチョビ 15g, にんにく 2かけ,レモン 1/2個,オリーブ(種なし) 5粒,バジル 5〜6枚,
《飾り用》バジルの葉 適宜

●作り方●

  1. 豚肉に塩・こしょう(分量外)をすり込み一晩おく。香味野菜を入れた湯で30分〜40分、中まで充分に火が通るまでゆで、そのままさましておく。
  2. マリネ液を作る。にんにくはみじん切りにし、レモンは 汁をしぼり、皮をすこしむき千切りにする。オリーヴは輪切りにして、バジルは細切りにする。ボールにマリネ液の材料を入れ、良く混ぜる。
  3. パプリカとピーマンはやや太めの千切りにし、スナックえんどうは筋を取り除く。人参は食べやすい大きさに切る。これらを茹でて、水気をよくきって、(2)のマリネ液に漬け込む。
  4. ゆで豚は1人前を3枚にスライスし、豚→マリネの順に3回重ね、最後にマリネ液をまわしかけ、バジルの葉を飾る。

●ポイント●

野菜のマリネは一晩漬け込んだほうが味がなじんでおいしいのですが、緑のピーマンだけは色が悪くなってしまうので、食べる直前にゆでて加えても良いでしょう。パプリカの皮が気になる方はオーブンで真っ黒になるまで焼いて皮をむいて下さい。その時はゆでる必要はありませんのでそのまま漬け込んで下さい。

 

●コメント●

マリネの野菜はその他ブロッコリーやカリフラワー、アスパラガスなどでもおいしくできます。この野菜のマリネは焼いた魚や肉にそのまま乗せてもおいしくいただけます。また、モッツアレラチーズとも相性が良いですので、ぜひお試し下さい。

今月のお料理におすすめのワイン

さっぱりとしてやや酸味のある今月のお料理にぴったりなのが、酸がすっきりとしていて、爽快感のある辛口白ワインです。ワインパートナーがオススメする厳選ワインはこちら、

Clear view estate S.B.
21世紀の銘醸地ニュージーランド

 ホークスベイ産辛口白ワイン。フランスのソーヴィニョン・ブラン種ワインより丸みがあり、トロピカルフルーツ系の甘い香りを持ちながら、ハーブのきりっとした香味も楽しめる。時・場所を選ばない懐の広いワイン。今回料理に使った香り物のバジル、にんにく、オリーブ、レモンの皮との相性は抜群に良い。ボトルの底が抜けているのかと思うほど、あっという間に飲み干してしまった。料理もワインも多めに用意した方がよさそうだ。手塩にかけて造られた上質のワインゆえ単独での賞味もおすすめする。その場合は是非目を閉じて味わって欲しい。現地でお昼寝を楽しんでいるような、なんともさわやかな涼風を感じることが出来るだろう。

作成:管理栄養士 宮川純子
シニア・ワインアドバイザー 高橋珠子

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