ワイン入門
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ワインの味の三要素は、タンニン(ほろ苦い渋み)、酸(爽やかなすっぱさ)とアルコール(説明不要、ただし適切に醸し出されたもの)です。大人だけに与えられた愉しみの特権ではないですか。今のご時世、やたら社会が幼稚化して目くらましのような低アルコールに媚びる風潮の中で、たしかな大人の味覚を堂々とかざしましょう。
この三要素をトライアングルの姿でとらえ、味わったワインがこれらの要素を満たしながら、どれかが特出して異様に感じられないもの、これをバランスが取れた良いワインと言います。価格の高い、安いには関係ありません。良心的な造り手がしっかり造ったワインであれば、安い価格でもこのバランスのよさが味わえます。もちろん、人の好みは星の数だけあるでしょうから、ほろ苦味が利いて渋いのをよしとする人、酸に弱い人、アルコールが低いほうを好む人、そのいずれにも反対の人、がいて当然ですが、ワインを味わう目安として覚えてみてください。
でもその三要素があるワインをどうやって探したらよいのか、ワインは数が多くて覚えられない、難しい、というのが多く伺う話です。ワインはいずれあなたの生涯の友のように寄り添ってきます。ですから友達を得る要領で探すのがポイントです。 |
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